リレーする遺伝子、思考、習慣、そして病(2)


―「生き方」「考え方」も遺伝する―

さて。前回、リレーする遺伝子、思考、習慣、そして病(1)で「生活習慣も遺伝する」という話をしました。でも、もっといってしまえば「物事の考え方」や「生き方」までもが、遺伝すると言えなくはない。

「ダメ親たちを反面教師にしてきたから、私は大丈夫。私は違う」と言う人もいます。とはいっても、皮肉なことに反ってとらわれが強く、真面目にやり過ぎたり、硬直化していたりするものです。親と反対の生き方を選ぶことが、親から自由になることではないからです。
順っても、逆らっても、親という存在は、それだけ大きいのです。

このようにして否応なく「生き方」「考え方」も遺伝している。
そういう面があります。

親の生き方をなぞろうとして、子は病むことがあります。
親を救うために、子が病になることもあります。
お父さんが家族を代表して病んでくれていることもあります。

僕たちは一連なりの命を生きています。
繋がり合っています。
だから、僕の命は僕だけのものではない。
あなたの病はあなただけのものではないのです。

いったい病とは、なんなのでしょうか。
僕も未だに、一言では語りつくせぬものがあります。

誠花堂へ来て、「病の捉え方が180度変わった」という人たちがいます。
そうして見え方が変わると、気の流れが変わります。
気の流れが変わると、気質にも変化が現れます。
他人に興味を持てなかった人が、変わる。
些細なことでイライラしなくなる。
爆食いしなくても済むようになる。
いままで見えなかった家族や友人の思いが見えるようになり、
大病を得た意味の深層を知ることができます。

そういうことが起こりうるのです。

その時、病はひとつの役目を終えます。
負のリレーは終わりを告げることとなります。
それは関係性の修復であり、
ある意味では天地との調和であり、
人をして「大病を経て、良かった」とさえ
言わしめる程の何かがあります。

このように、遺伝するのはなにもDNAだけではありません。病の源泉について考える時、たどっていくと、こういった所に繋がっていくこともあるよという話をしました。

継承

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