秋のナデナデ習慣。

「二人目を授かってから娘が泣き叫んだり、かんしゃくを起こしやすくなった」と、ある妊婦さんからの相談を受けました。この妊婦さんは、動悸・息切れ、つわり、腰痛で誠花堂に来院されている方です。

赤ちゃん返りとも言いますが、こういった話はよくあります。
娘さんはまだ2歳。まだまだ甘えたい盛りです。
日常の小さな変化を敏感に感じ取って、少し不安になってしまったのかもしれません。

画像の説明

「立ったまま寝る子供」

それで「針でどうにかならないか」とのことでしたが、お母さん自身もようやく不調が減ってきたばかりという事情もあるので、
「まずは自宅で”ナデナデ”をやってみましょう。お母さんが娘さんをよく撫でてあげて下さい」とお伝えしました。

それでその晩、娘さんはいつものとおり、寝る時間を過ぎても「絵本を読んで」、「水飲んでくる」とソワソワしていたそうなんですが、ナデナデのすすめを思い出し、「そんなんで効くんかいな」とは思いつつも、実践してみたそうです。

頭から方へ、背中へ・・・優しく、優しくナデナデしてあげる。すると、次第にトローンと虚ろな目つきになり、コロリと寝むりについたそうです。

ナデナデでテキメンに効いてしまった。
思わず笑ってしまったという話です。
お母さんに優しくなでて貰って、とても安心したんですね。
ふつうは親子間の気の交流は盛んなので、深く強く作用します。
他人同士だとそうはいきません。まったくの他人で、しかも初対面であってもある程度、気を通していくのが鍼灸師の仕事である訳ですが、親子間であればそれが要りません。
だから、僕たちが針でなでるよりもよく効く場合がある訳です。より本質的ないやしが起こりやすい。

それで、第二弾です。

実は、「ついでに旦那さんもナデナデしてあげて下さい」と教えておきました。

娘さんでテキメンだった事をうけ、旦那さんにも実践したそうです。

そうしたら、またまたテキメンに効いてしまったらしい。
普段は聞けない仕事での弱音を語りだしたのだそう。

「弱音なんか吐くもんか」
「弱音を吐ける場なんてない」。そういう男性は少なくありません。
奥様のナデナデを受けたあと、
「ありがとう。なんかすごく癒された・・・」といい、元気に仕事へ行ったそうです。

またテキメンに聞いてしまったので、笑ってしまったという話です。

ナデナデいいですね。
しかも、0円。

秋は人肌恋しい季節ともいいます。
子供たちもいつも以上にスキンシップを求めています。
皆さんも機会があったら、身近な誰かをナデナデしてあげて下さい。

ちなみに、このナデナデという原始的な手法を進化させ、臓腑経絡説などの知恵を導入して行うのが鍼治療とも言えます。そりゃあ、効くよな。

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