婦人科疾患

婦人科疾患から生理不順更年期障害不妊から分離しました。

月経不順・痛

35歳 女性I・Kさん

元々、ダラダラと10日も続く月経不順と、服薬無しで我慢できる程度の生理痛があった。多忙によるストレスで悪化。睡眠も悪い。
ひと月に一度の治療。2ヵ月が経ち月経痛がなかった。月経不順も整い、一週間で終わった。 近頃よく寝れる。

月経痛

39歳 女性 M・Hさん

子宮内膜症・腺筋症・筋腫もあり。ピルで月経を止めないと激痛。会社を休む。貧血と毎日の氷食。
2回目、氷を食べたいとはまったく思わなくなった。7回目、鎮痛剤を半分に減らすことができた。13回目、会社を休むことがなくなった。

月経痛

42歳 女性 T・Mさん

チョコレートのう胞あり、経過観察中。
初回治療後、痛みが減る。服用したが一回で済んだ。半年後に4回目、生理痛は大分良くなった。

子宮内膜症、腺筋症、卵巣膿瘍

32歳 女性 N・Yさん ライター 初診2015/05/11

「婦人科系の不調を治したい。長年の服薬生活を脱したい」ということで来院。17歳で子宮内膜症、20歳で右卵巣チョコレート嚢胞、28歳で子宮腺筋症を患う。子宮・卵巣軽の腫瘍マーカーも値が高い。左卵巣にも膿瘍。CA125は77,CA1-19(消化器系の腫瘍マーカー)は91。不眠歴も長く、マイスリー服用中。4年間ディナゲストで月経を止めていたが、2015年3月に自己判断で服用を止めたところ、失神する程の激痛となり断念。ここで誠花堂へ来院。まずはこれまで通り、お薬は服用し続けてもらいながら、慢性的な下腹部痛の解消を目標として治療を開始。

4診目。治療の後は必ず下痢・軟便となる。8回目、よく寝れた。13回目、右下腹部の痛みが気にならない時間が増える。頭痛、扁桃腺炎、顔面痛などを経て25回目。CA125値が77から正常値の34に,CA1-19値は、91から68に低下。常時存在していた右下腹部痛は消失したが長期出張となり、治療は終了となった。

不妊症 多嚢胞性卵巣症候群

31歳 作業療法士 I・Mさん 初診2013年1月

結婚4年目。不妊治療でかかったクリニックでは片側性の多嚢胞性卵巣症候群と診断され、治療をうけてきたが、東洋医学の視点から取り組んでみたいという事で来院。週に一回のペースで取り組んでいくことに。夫婦共に治療を受けられた。多嚢胞性卵巣症候群は、視床下部-下垂体-卵巣のホルモン分泌の不調和により起こるといわれている。全身的な問題として取り組んでいく。
1月に治療を開始し、徐々に身体上の不調和が解消されていくと、4月になって妊娠がわかった。ついでににきびも減る。その後、元気な男児をご出産。産後の回復も早く、その後、第二子も無事出産された。
このケースでは明確にご主人に不調があり、アレルギー性の湿疹に悩まされておられた。アレルギー性の体質を変えることは不妊解決に必要である。夫婦でともに通われる方が結果的には経済的で、効率もよいように思える。

排卵日の痛み

30代 K・Sさん 自営業

2年前から排卵日になると左脇からおへその横にかけて痛みが出る。生理痛はない。初診時もまさに痛みがあった。

治療後、痛みがなくなり喜んで帰られた。その後、排卵日痛が来ても再び痛みが出てなくなったと、ご報告を頂いた。

月経時に痛み、吐き気と頭痛

30代 女性 Y・Yさん 2013/04/24

食あたりをしてからその後、月経になると吐き気と頭痛、悪寒がするようになった。
治療後に黒便が出た。4回の治療時に月経が始まり出血が多くあり、寒気、嘔吐は起こらなかった。その後、月経時の不調はなくなられたというお礼の電話を頂いた。

月経痛

36歳 女性 S・Mさん 初診2012/11/07

首肩腰のコリ、食欲不振、手足の冷えが主訴であったが。治療を開始してから、毎月数回起きていた頭痛と吐き気がなくなる。月経痛も毎月必ずあり、顔面の吹き出物が多い。
「月経痛があるのが当たり前だと思って生きてきた」という。月経痛、顔の吹き出物も減少するにつれ、手足の冷えも弱まってきた。こういうパターンは非常に多い。

月経痛

28歳 女性 Y・Uさん 初診2015/06/02 Edit

元々は扁桃炎で来院。貧血で疲れやすい、消化器が弱い。月経痛が強い。毎月1-2回頭痛がある。
初回治療後、晩に発汗し一回下した。扁桃炎が落ち着く。4回目、今月は頭痛の予兆がない。顔色も良く、ツヤが出て目の下のクマも減った。月経痛が改善。夜の中途覚醒がなくなる。これまで休日はぐったり疲れて寝ているだけであったが、最近は元気になり日中に活動できるようになった。貧血でヘモグロビン10を切っていたが13.0に回復していた。

猛烈な月経痛と冷え症

20代 T・Kさん

10代の頃から月経痛が強く、必ず学校を休んでいたという。職場でもたびたびそうなる。お灸がいいと聞いていたので、どうにかならないかという事で来院。手足の冷えが強く、しもやけもある。高校生の頃から電気毛布を使わないと寒くて眠れない。なで肩、貧血、胃下垂、疲れやすいタイプ。超敏感体質なので、ほとんど鍼で触れる事すらできない。テイ鍼を使って治療。
治療を始めてから月経時に塊が大量に出るようになり、そのときは疲れるが、月を経るごとに痛みが減り、早く経過できるようになっていった。以前より体力もついたという。

自宅でもお灸をしてもらい、3年も経つ頃にはほとんど手足の冷えを感じる事がなくなり、就寝時に電気毛布が要らなくなった。

WHO鍼灸適応疾患

WHOにおける鍼灸の評価は、日本の医学界におけるそれよりも格段に高いといえます。ですが、それでもまだ不完全で、現実にはもっと幅広い疾患に対応してきた歴史が鍼灸にはあります。ここでは便宜上WHOの適応表を借りて作成しています。


神経系疾患神経痛・神経麻痺痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症頭痛めまい不眠・神経症・ヒステリー
運動器系疾患関節炎リウマチ頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患動脈硬化症・高血圧低血圧症・心臓神経症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分泌系疾患甲状腺機能亢進症・バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
泌尿器系疾患膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患生理痛月経不順冷え性不妊更年期障害・乳腺炎・白帯下
耳鼻咽喉科系疾患中耳炎・耳鳴・難聴ちくのう・鼻炎扁桃腺炎・メニエル氏病・鼻出血
眼科系疾患眼精疲労・疲れ目・かすみ目・結膜炎・仮性近視・ものもらい
小児科疾患小児喘息・アレルギー性湿疹・虚弱体質の改善・耳下腺炎・夜尿症
それ以外の疾患過敏性腸症候群・起立性低血圧・潰瘍性大腸炎 皮膚疾患 尋常性乾癬 逆子・つわり 中心性網膜症 線維筋痛症 慢性疲労症候群

この症例集の目的

鍼灸治療に関する「よくわからないこと」が少しでもクリアになるように作成したのがこの症例集です。よって、専門家向けの学術的なものでもなければ、治療の有効性を過大に謳うゴットハンド的なものでもありません。

レストランが様々なように鍼灸院も、鍼灸師もさまざまです。鍼灸さえ受ければ、全国どこであっても同じような結果がでるという話ではありません。また、鍼灸治療の限界を示すものでもありませんこの症例集は、あくまで誠花堂の場合です。誠花堂で日々当たり前のように起こっていることを等身大のまま示したのが、この症例集です。