女性と東洋医学

誠花堂には更年期障害から自律神経失調症アトピー生理痛不妊症など多彩な依頼があります。0歳から100歳まで幅広く対応してきました。

家族単位で健康に

女性鍼灸

はじめはお母様が来院。そして旦那さんやお子さん連れて来院される。そんな風景が誠花堂の日常です。健康を個人単位で考えるのではなく、家族という単位で考えていく方が効果的です。

都会の保健室

女性鍼灸

デスクワークで目がかすむ。6と8を間違える。エアコンがきつい!さまざまな声を聴きます。心身両面からケアできる鍼灸はよき助けとなれます。深い休息は日々の健康と美しさの源泉です。 関連記事:寝てばかりの休日にサヨナラしよう


1.健康と美容

内臓が元気になれば、お肌や髪には潤いが生まれ、薄毛も濃くなり、美容面でも好循環が生まれます。特に美容鍼灸という枠組みを設けてはいませんが、身体が楽になると美容に良いことがわかっています。

無月経 アトピー

K・Nさん(27歳)は5年以上の無月経アトピーが悩み。治療を開始するとまもなく、
a.無月経が解消されるのと同時に、
b.アトピーが改善。肌にも弾力とツヤが戻る。

無月経の改善と連動して肌の状態も改善した例です。a.婦人科系、b.皮膚とが連動している事を観察できます。

女性鍼灸02

身近な例を挙げます。

月経痛 頭痛 貧血

28歳 女性 Y・Uさん
強い月経痛の他、毎月1-2度頭痛貧血、消化器が弱い。扁桃がよく腫れる。氷食症。

扁桃炎は初回治療後に収まる。4診目。頭痛、生理痛が起きていない。顔色も良く、ツヤが出てクマも減った。休日は疲れて寝ているだけだったが、元気に活動できる。血液検査の結果でヘモグロビン量10.0-13.1g/dlに増加貧血も改善していった。
「顔色が明るくなり、荒れがちだった肌の調子がおちつき、休日も身体がだるく動けない程でしたが少しづつ元気が出てきました」


子宮内膜症 腺筋症 卵巣膿瘍 不眠

32歳 女性 N・Yさん
気絶していたところを発見してくれたのは祖母であったという。黄体ホルモン剤の服用を自己判断で止めたところ激痛が起こり、あまりの痛さに失神したのだ。自力での解決は無理だと悟り来院。慢性的な下腹部痛の解消を目標とした。
4診目。治療の後は必ず下痢・軟便が起こる。8回目、不眠が酷かったがよく寝れた。13回目、右下腹部の痛みが和らいでいる。頭痛扁桃炎、顔面痛などを経て25回目。腫瘍マーカーであるCA125値が77から34,CA1-19値は91から68に低下常時存在していた右下腹部痛は消失

➡ともに、婦人科疾患 症例集より



2 つらい更年期、どうにかできない?

いわゆる更年期症状といえば、だるい・疲れやすい イライラ・不安感・不眠・ホットフラッシュ・多汗・乾燥 冷え・腰痛・肩こり・頭痛 めまい・耳鳴り・動悸・痺れ・尿トラブル

…訴えは様々です。鍼灸は病名に関わらず治療できますので、漠然とした更年期症状でも効を奏します。

更年期障害 不眠 肩こり 頭痛 しびれ 多彩な症状

54歳 女性 S・Mさん
酷い頭痛がして目が覚めたのは、明け方のことだった。もともと、食いしばる癖があり、普段から首肩が辛い。せっかくの休日だというのに、気分も鬱々として外に出かける気など起こらなかった。下半身が氷に浸かったように冷めたく感じる。
「更年期でしょう」「気のせいでしょう」と、クリニックでは相手にもされなかった。近所で評判のヨモギ蒸しをしたり方々を訪ねたが、良くならない。こうなったら、もう鍼を試すしかない…と、やけくそで来院。

治療開始から2診目。指の痺れ感は減。5回目。頭痛も食いしばりもなくなり、睡眠の質が良くなる。下肢の冷感、むくみが減り、足が細くなった。「今までやってきたことは一体なんだったのだろう」と喜ばれた。元気もやる気も湧いてきた。

更年期鍼灸



3 不妊症について

「どちらか一方の問題」ではなく、「夫婦の問題」として

WHO(世界保健機関)の調査によると、女性に不妊の原因がある場合は41%。男性不妊の場合は24%、男女ともは24%。つまり、不妊症の原因の半分は男性にあります。

一般論としてですが、男性は健康への意識が低い傾向があります。「自分は元気だ。どこも悪くない」と本人が言ってもまったく当てになりません。自覚症状がないだけだったりします。アレルギー体質、腰痛持ちなら要注意です。性機能の減退を示唆し不妊症の原因が潜んでいる可能性があります。睡眠状態や生活習慣も気になる所です。例えば『金匱要略』では「男子、脈浮弱して濇なるは、子なしと為す。精気は清冷なり」といい、男性不妊の存在を早くから指摘しています。
晩婚化と共に精子の量、運動率などは加齢と共に減っていきます。男性側のコンディションも大切です。

男性不妊


不妊原因

もちろん、母体である女性側のコンディションは重要です。妊娠成立後もつわりや貧血などを軽減し安産となるようケアすることができます。妊娠中を快適に過ごすために、鍼灸治療はお勧めです。
誠花堂では不妊治療をどちらか一方だけの問題とはせず、夫婦の問題として、共に取り組まれるよう提案しています。

不妊 多嚢胞性卵巣症候群

31歳 作業療法士 I・Mさん
多嚢胞性卵巣症候群と診断。結婚4年目のことだった。クリニックでの不妊治療に取り組むが、次第に疲れてしまった。それで「視点を変えて、東洋医学で取り組みたい」ということで来院。週に一回のペースで夫婦共に治療を受けられた。

1月に治療を開始。4月になってご懐妊。その後、元気な男児をご出産。産後の回復も早く、第二子も無事出産された。
この件ではご主人にアレルギー性の湿疹があり、アレルギー性の体質を変えることは不妊解決に有益です。このように、夫婦でともに通われる方が結果的には経済的で効率もよいと思います。
「不妊治療をしていると、妊娠することがゴールのように思ってしまいますが、妊娠中や産後の育児など、しばらくは体力勝負なので、日々元気に過ごせることの大切さを痛感しています。気長に鍼治療を続けて本当に良かったです」

不妊鍼灸

3.産前産後のケア

「なるべく自然な形でお産がしたい」と願う方々のお力になれます。

産後の体力をはやく回復させるお手伝いができます。お腹のしわ、疲労感、足の無力感、目が疲れやすい、気分が晴れない、などなど。はやく楽になります。

90歳以上の高齢の方々を診させて頂いた中で、どこがどうなると老化するのか、よく理解できました。逆に応用すれば、身体が萎縮するのを遅らせることができます。産後とは、そのまさに大事な時期であると考えています。

産前産後のケア


逆子 動悸 息切れ 貧血

30代 逆子が直らない。
初診時は31週目。肩コリ、手足の冷え、足のむくみ。治療後、逆子は戻る。そのまま治療を継続。息切れ、足のむくみ、手足の冷えも減。治療前は鉄剤を飲んでも貧血で、ヘモグロビンが8.4から10.1に増加。無事にご出産。安産であった。

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つわり 妊娠悪阻

26才 医療職 M・Hさん
1日に7度も吐くようなつわりが、ひと月続き体力の消耗が激しい。色々試したが、どうにもならないという。初産。
初回の治療で変化なし。翌日も治療し、5日後に3診目。目に精気が現れ、顏色に血色が現れる。「おにぎりが食べられるようになりました。」と大いに喜ばれた。

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➡ともに、婦人科系の症例集より

逆子の治療・難産の予防 

逆子になってからでも受け付けますが、逆子になる前に鍼灸治療しておくことをお勧めします。

つわり 

不安を感じていませんか。肩の力を抜くためにも鍼灸治療はお勧めです。

鉄欠乏性貧血 

鉄剤のみ服用した場合と比べ、鍼灸併用の方がよりHbが上昇する事を確認しています。