神経系疾患

頭痛は別項目として分けました。➡頭痛

親指先の痺れ 首が回らない

50代 女性 自営業 Sさん

指先の感覚がない。首肩が辛く、明け方に頭痛がして目が覚める。膝から氷に浸かったように冷めたく感じる。症状が多彩で更年期障害だとも言われているが、どこにいっても良くならないという。

治療を初めてから3回目。指のしびれ感はほぼ消失。頭痛もなくなり朝もよく寝ていられるようになる。その後は更年期の症状の治療をしていった。

左肩と胸背痛と動悸

50代 女性 主婦 Iさん

年末から肩こりが酷く、左肩の放散痛、手指の痺れがある。不整脈、動悸。
症状が落ち着くように刺針をすると、痛み・痺れ動悸はその場で鎮まる。

脊柱管狭窄症 肩膝の痛み 

80代 女性 主婦 Yさん

肩、腰、膝の痛み。右半身だけ痛みがある。夜間の自発痛がある。お灸を中心に治療。週2回の治療を3ヶ月ほど続けるなかで右肩の痛みは消失。記憶にないくらい昔から痛みがあったというので喜ばれる。足の痛みは残るが、一人で家事・買い物を済ますことができるまでの回復した。目的は果たせたといえよう。

坐骨神経痛と皮膚の掻痒感 

70代 男性 

腰椎すべり症と坐骨神経痛。歩くことがままならない。お灸中心の治療。2回治療した時点でかなり調子がよくなり、歩いても足が痛くなる。その後、施設に入所したことで治療は終了となった。

WHO鍼灸適応疾患

WHOにおける鍼灸の評価は、日本の医学界におけるそれよりも格段に高いといえます。ですが、それでもまだ不完全で、現実にはもっと幅広い疾患に対応してきた歴史が鍼灸にはあります。ここでは便宜上WHOの適応表を借りて作成しています。


神経系疾患神経痛・神経麻痺痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症頭痛めまい不眠・神経症・ヒステリー
運動器系疾患関節炎リウマチ頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患動脈硬化症・高血圧低血圧症・心臓神経症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分泌系疾患甲状腺機能亢進症・バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
泌尿器系疾患膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患生理痛月経不順冷え性不妊更年期障害・乳腺炎・白帯下
耳鼻咽喉科系疾患中耳炎・耳鳴・難聴ちくのう・鼻炎扁桃腺炎・メニエル氏病・鼻出血
眼科系疾患眼精疲労・疲れ目・かすみ目・結膜炎・仮性近視・ものもらい
小児科疾患小児喘息・アレルギー性湿疹・虚弱体質の改善・耳下腺炎・夜尿症
それ以外の疾患花粉症 過敏性腸症候群・起立性低血圧・潰瘍性大腸炎 皮膚疾患 尋常性乾癬 逆子・つわり 中心性網膜症 線維筋痛症 慢性疲労症候群

この症例集の目的

鍼灸治療に関する「よくわからないこと」が少しでもクリアになるように作成したのがこの症例集です。よって、専門家向けの学術的なものでもなければ、治療の有効性を過大に謳うゴットハンド的なものでもありません。

レストランが様々なように鍼灸院も、鍼灸師もさまざまです。鍼灸さえ受ければ、全国どこであっても同じような結果がでるという話ではありません。また、鍼灸治療の限界を示すものでもありませんこの症例集は、あくまで誠花堂の場合です。誠花堂で日々当たり前のように起こっていることを等身大のまま示したのが、この症例集です。