柳谷素霊語録

「刀は武士の魂なり。鍼は鍼灸師の魂と知れ。而して温故知新の精神を忘れず、頭で行わず腹で手が自然律のまま作動すべく百錬自得せよ」

「鍼灸は古典に還り、事実求是、親試実験の精神によって、玉石混交の古典理論の検証・洗い直しを行い、真に臨床に役立つ理論の構築を成し、さらには、その科学化を探求する。」

「けれども鍼灸は『技術』である。『技術』を離れて発展はない。『技術』を離れた鍼灸はなる程、その方法によって科学の美名で飾られるかも知れぬ。いわゆる科学化がなされるかもしれぬ。けれどもそれは既に生命を失った鍼灸であり、解釈される鍼灸学であっても鍼灸を産出する鍼灸術とはなり得ないであろう」
「けれども鍼灸は『技術』である。『技術』を離れて発展はない。『技術』を離れた鍼灸はなる程、その方法によって科学の美名で飾られるかも知れぬ。いわゆる科学化がなされるかもしれぬ。けれどもそれは既に生命を失った鍼灸であり、解釈される鍼灸学であっても鍼灸を産出する鍼灸術とはなり得ないであろう」『柳谷素霊選集 上』鍼灸の理想 

東洋鍼灸専門学校 学校案内冊子より

パブロピカソ

古典との付き合い方

後人の鑱入について

「鍼灸古典はその生誕の本来性よりどこまでも実地臨床の温床に培われ、療病的性格を持っているものである以上、それが後人の鑱入だろうが、追論だろうが、注疏釈文だろうが、取って以て臨床に役立つものであるならば、鍼灸古典として立派に価値あるものであるというべきである。」『柳谷素霊選集上』鍼灸古典の価値

「がむしゃらにいわゆる古典学を盲信し、これに盲従すべしというのではない。あくまでも新試実験ということを離れてはならないのである。古医典に示されているものの中から実験的なるものを採り、これを実践し、生に対して利用、厚生の具に供せんとするものである。」『柳谷素霊選集上』自然法則による治療

東洋鍼灸専門学校創立者・柳谷素霊