神経系疾患

別項目として分けました➡神経痛・神経麻痺痙攣自律神経失調症頭痛めまい不眠

顔面神経麻痺

28歳 女性 H・Yさん 会社員

ベル麻痺と診断。左側の麻痺で自力での閉眼、口笛、歯磨きができない。中途覚醒がある。
治療後、徐々に睡眠がよくとれるようにいった。6回目、まぶたを閉じれる。ゴーグルなしで頭が洗えた。7回目、口笛が少しできる。12回目、ほとんどの症状が消失。

顔面神経麻痺

48歳 男性 T・Kさん

20年以上前に2階から落下し、首を強打。右の顔面と頭が動かせなくなった。その後徐々に調子が良かったが、近頃再び顔面の動きが悪い。
2回目、徐々に緩んできているという。9回目、動きにくさは10→5だという。13回目、顔面が動くようになったということで、治療は終了となった。

味覚と嗅覚の麻痺

51歳 女性 F・Aさん 会社員

一年前に風邪を引いて以来、味覚・嗅覚の障害。皮膚も乾燥する。
5回目の時点で不変。7回目、少し嗅いが分かるように。11回目、味覚も大分戻ってきた。

舌の痺れと痛み

50代 女性

正月に歯の治療をしてから、舌全体が痺れて熱く感じるようになったという。

初回治療後は多少ましになる程度。3回目、舌の痺れは3割くらい減る。治療後大いに発汗した。4回目、劇的に良い。鎮痛剤も3回から1回に減った。6回目、睡眠もよくなり、薬が不要になった。鎮痛剤も使わずに済んでいる。治療は終了。

唇のしびれ

36歳 女性 K・Nさん

梅雨の前から口元の左側だけがしびれる。左の耳は耳管狭窄症に。
初回治療後、耳のつまり感が良い。口のしびれはそのまま。2回目、口のしびれも軽い。のどが痛い。3回目、発熱した。口の痺れは10→3に減った。耳のつまりもない。5回目、口のしびれもほぼ大丈夫だった。

WHO鍼灸適応疾患

WHOにおける鍼灸の評価は、日本の医学界におけるそれよりも格段に高いといえます。ですが、それでもまだ不完全で、現実にはもっと幅広い疾患に対応してきた歴史が鍼灸にはあります。ここでは便宜上WHOの適応表を借りて作成しています。


神経系疾患神経痛・神経麻痺痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症頭痛めまい不眠・神経症・ヒステリー
運動器系疾患関節炎リウマチ頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患動脈硬化症・高血圧低血圧症・心臓神経症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分泌系疾患甲状腺機能亢進症・バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
泌尿器系疾患膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患生理痛月経不順冷え性不妊更年期障害・乳腺炎・白帯下
耳鼻咽喉科系疾患中耳炎・耳鳴・難聴ちくのう・鼻炎扁桃腺炎・メニエル氏病・鼻出血
眼科系疾患眼精疲労・疲れ目・かすみ目・結膜炎・仮性近視・ものもらい
小児科疾患小児喘息・アレルギー性湿疹・虚弱体質の改善・耳下腺炎・夜尿症
それ以外の疾患過敏性腸症候群・起立性低血圧・潰瘍性大腸炎 皮膚疾患 尋常性乾癬 逆子・つわり 中心性網膜症 線維筋痛症 慢性疲労症候群

この症例集の目的

鍼灸治療に関する「よくわからないこと」が少しでもクリアになるように作成したのがこの症例集です。よって、専門家向けの学術的なものでもなければ、治療の有効性を過大に謳うゴットハンド的なものでもありません。

レストランが様々なように鍼灸院も、鍼灸師もさまざまです。鍼灸さえ受ければ、全国どこであっても同じような結果がでるという話ではありません。また、鍼灸治療の限界を示すものでもありませんこの症例集は、あくまで誠花堂の場合です。誠花堂で日々当たり前のように起こっていることを等身大のまま示したのが、この症例集です。