1. 【重要】すぐに医療機関へ行くべき「緊急症状」以下の症状がある場合は、まずは循環器内科の受診、あるいは救急車を呼ぶなどの緊急対応を行ってください。突然の激しい胸の痛み、締め付け感(数分以上続く)顎(あご)、左肩、背中への強い放散痛(胸以外の場所に抜けるような痛み)冷や汗を伴うような、経験したことのない激しい息切れや動悸意識が遠のく感じや、強いめまいがある場合これらは心臓の緊急疾患(心筋梗塞や狭心症の発作など)のサインである可能性があります。まずは病院での適切な処置が必要です。「病院では異常なし」と言われて不安なあなたへ上記のような緊急性がなく、病院の検査を受けても「特に異常はありません」「様子を見ましょう」と言われている方に関しては、ここから先の内容が合致する可能性があります。「この不調の原因はなんなのだろう、動悸がするのは気のせいなのか?」と混乱し、不安になってしまうと思いますが、当院は、数値や画像には映らない「身体の声」を聴き、立て直していく場所です。現代医学と鍼灸の「相乗効果」を目指して「病院に通っているけれど、鍼灸を受けても大丈夫だろうか?」と迷われる必要はありません。当院は、現代医学の治療を否定するものではなく、むしろ「補完し合い、相乗効果を高めるもの」と考えています。病院(西洋医学)の役割検査数値や画像による的確な「診断」外科的な処置や、命を守るための「投薬」急性期(発作時など)の迅速な対応誠花堂(鍼灸)の役割数値に現れない「辛さ」の解消: 検査で異常なしと言われた動悸や息切れ、不快感にアプローチします。身体の底上げ: 自律神経や血流を整え、心臓にかかる余計な負担(周辺組織の緊張など)を取り除きます。生活の質の向上: 薬の副作用を和らげたり、体力を回復させたりすることで、より元気に過ごせる身体作りをサポートします。なぜ、鍼灸で症状が良くなるのか西洋医学の検査(CTやMRI)に映らない不調の原因として、自律神経の乱れが指摘されることがありますが、実際の所、その内実は様々です。つまり、個々人の体質や状況はかなり違いがあります。それを脈診、腹診、舌診といったアナログな診察を丁寧に行うことで探っていきます。機械では捉えきれない、お身体が発している「小さなサイン」を読み解くことで、心臓への負担を減らし、身体の立て直しを図ります。誠花堂での改善事例1. 【産後の悪化・発作性上室性頻拍(PSVT)】32歳 女性(M.Mさん)症状: 20代からの動悸が産後に悪化。心筋焼灼術の他、有名な鍼灸院を複数まわるが無効。改善せず。経過: 一本目の鍼で動悸が軽減。1年の治療を経て、動悸・不整脈がほぼ消失。副次的効果として、過食や月経痛も改善。治療の間隔が飛び飛びであったので時間がかかりました。2. 【心疾患を抱えながらの体力回復】72歳 女性(F.Yさん)症状: 僧帽弁閉鎖不全症、心房細動、外科手術を検討中。糖尿病あり。経過: 治療のたびに脈の飛びが改善し、ぐっすり眠れる。10回目の治療後には、孫の演奏会へ遠出できるほどに回復。外科手術は取りやめとなった。3. 【重度の心不全、新幹線で孫に会いに行けるまでに】70代 女性(匿名さん)症状: 持続性心房細胞。心筋焼灼術を2度。心不全を何度も起こしている。動悸と息切が酷く、不安感も強い。薬疹も出やすく「これ以上強い薬はない」と言われている。駅近であったことが幸いで、やっとのことでどうにか来院。経過:7回目、心電図が改善し息切れも減ってきた。12回目には天神のデパ地下に寄れる。半年後には悪徳業者を撃退するほどに心臓が強くなり、新幹線に乗って孫にも会いに行った。4. 【妊娠中の動悸・貧血・逆子】30代 女性(妊娠31週)症状: 動悸、息切れ。むくみと冷え。鉄剤服用でもヘモグロビン値8.4。経過: 4回の治療で諸症状が緩和し、逆子も正常位に。数値も10.1まで回復。ついでに安産であった。5. 1日100回の不整脈が1/10に。他院で変わらなかった不安からの解放47歳 男性(匿名さん)症状:元々、不整脈(期外収縮)があったが悪化。1日に100回くらい脈が飛ぶので不安。複数の整体・鍼灸を受けて来られたが無効。経過:初回から良好で、5回目の時には1/10程に減少。ほとんど自覚がなくすごせる日もあり、出ても長引かない。症状が出ても焦らず過ごせるようになった。大崩れする前に散発的に来院される。 Q:心臓の手術をした後でも受けて大丈夫ですか?A:はい、受診いただけます。 術後の回復期(リハビリ期)や、退院後の体調管理としても鍼灸は非常に有効です。 ただし、手術直後の急性期や、発熱・強い痛みがある不安定な状態のときは、まずは主治医の判断を優先してください。「いつから鍼を始めて良いか」お悩みの場合は、現在のお身体の状態を伺った上でアドバイスさせていただきますので、一度お電話にてご相談ください。(補足) 実際には、鍼灸によって心臓の負担を減らすことで予後が良くなるケースも多々あります。お身体に無理のない範囲から慎重に進めてまいります。Q:薬を飲みながらでも併用できますか?A:もちろんです。現在のお薬を続けながら並行して施術を受けられます。 特に、血液をサラサラにするお薬(ワーファリン等)を服用されている方は「出血」を心配されるかと思いますが、当院では以下の配慮を徹底しています。刺さない鍼(てい鍼): 皮膚を傷つけないため、内出血の心配がありません。極細のディスポーザブル鍼: 刺す鍼を使う場合も、髪の毛ほどの細い使い捨て鍼を使用し、感染症リスクを排除しています。当院では、無理に深く刺すようなこともありませんのでご安心ください。Q:ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)を装着していますが大丈夫ですか?A:はい、安全に配慮して施術を行います。 当院では、機器の誤作動を招く恐れのある「電気を流す鍼(パルス)」は一切行いません。安全な手法: 手足や背中のツボを使い、心臓やデバイスの植込み部位に直接負担をかけることはありません。主治医へのご確認: 念のため、事前に「電気を使わない鍼灸を受ける」旨を主治医にご相談いただけると、よりスムーズです。受診時には「ペースメーカー手帳」をご持参ください。Q:鍼の刺激や痛みが不安なのですが……A:当院の鍼は「極めて低刺激」です。 ”劇的改善”みたいなものを狙って極端な施術をしたりすることがありません。負担の少ない短時間の施術、少数穴、皮膚に触れるだけの「接触鍼」で完結させられるため、負担とリスクを極限まで減らした最良の方法だと言えます。Q. 「何回くらい通えばいいのか」の目安(通院頻度)週に2回程、施術できると理想です。10回も受けて頂く頃には大抵の方は程度は違えど、緩解はしています。そこからは頻度を週1に減らして3か月経過を見ながら施術を進めます。この間に卒業となる方も少なくありません。半年から1年ほど継続する方、散発的な来院になる方など色々です。これまで渡した拝見させて頂いた限りでは、お体が楽になるのを体感して貰えるまでには、そう時間はかかりません。補足. 「未病(予防)」へのアプローチ心臓疾患は、一度良くなっても再発の不安がつきまといます。鍼灸が「予後のケア(養生)」にどう役立つかを補足します。交感神経が優位になりすぎるのを防ぎ、心臓を「オーバーヒート」させない体作り。季節の変わり目(特に冬の寒暖差)に備える体調管理。「心臓が悪くなる一歩手前」のサイン(不眠、背中の強い張り、むくみ等)への気づき。