キーワード:倦怠感・慢性上咽頭炎・動悸・不眠 【M.Nさん 40代 女性 歯科助手】 どのような症状で来院されましたか。倦怠感、慢性上咽頭炎、息苦しい、動悸、不眠などコロナにかかった覚えはなかったのですが、今まで経験したことのない倦怠感や鼻とのどの間の違和感など、後遺症かもと思っていた時にホームページを見つけ、行ってみようと思いました。(*注:PCRや抗原抗体検査は100%正確に検出する訳ではないので、コロナに感染していた可能性もあるとは思います。後からは確かめようがありませんが「風邪を引いた後からの倦怠感」とのお話でしたので、風邪の後遺症という点においては同じく感染症後遺症に該当します。)今、その症状はいかがですか。倦怠感が楽になると、元気になった!!とうれしくてつい動き回ってしまって、そのあときつくなったりすることがまだありますが、少しずつ体力回復できてきています。 同じ症状で悩んでいる方へメッセージや、嬉しかった、驚いたことがあれば教えてください。始めの頃は症状がつらかったので、先生にどんなことを訴えていたのかあまり記憶がありません。(すみません、色々わけのわからないことを言っていたと思います。)でも色々な不調を聞いていただいたり、私の症状のつらさに対して「わかりますよ」という先生の言葉で安心したのを覚えています。今回、何をどうしたら良くなるのかわからず、本当に悩んでいた時に誠花堂のホームページにたどりつきました。そして人を診て治そうとしてくれている先生に出会うことができて本当に良かったと思います。ありがとうございます。これからもまだお世話になると思いますが、よろしくお願いします。【院長より】強い倦怠感により日中起き上がることも困難のため、休職されていました。これまでBスポット療法(EAT:上咽頭擦過療法)も試してこられたそうですが思うように回復していかないということで誠花堂に来院されました。経験のない倦怠感という原因不明の状態や有効な治療法がないなかで、とても不安を覚えておられた様子を記憶しています。とても楽になられたこと。社会復帰されたことを私も嬉しく思っています。初期は不安感や不眠も強く、回復の妨げとなっていました。上咽頭にも問題であったかもしれませんがそれ以外にも問題があり、手を付けるべきところが手つかずのままでした。そのために回復が進まなかったと考えられます。こういうケースは多いです。回復して社会復帰するまでに10回程度の治療が必要でしたが、誠花堂が担当してきた患者さんたちの回復具合としては平均的だったといえます。