キーワード:副鼻腔炎・嗅覚障害・味覚障害 【匿名さん 32歳 女性】どのような症状で来院されましたか副鼻腔炎で頭痛、鼻水、鼻づまり、咳があり、臭いも味もわからず1か月ほど耳鼻科でもらったお薬を飲んていたけれど治らず。それで来院しました。その症状は今はいかがですかほんの少し鼻水は出ますが、ほとんど気にならず生活できています。嬉しかったこと、驚いたこと、ご感想を抗生物質を飲んでも一向に改善されないどころか、どんどん悪化して、日常生活に支障をきたしていました。藁にもすがる思いで来院しました。治療後に熱が出るかもしれませんと先生に言われました。翌日、見事に発熱し頭痛に襲われましたが、その後、通うたびに楽になり、嗅覚と味覚が戻ってきたときは本当に嬉しかったです。鼻と胃腸の関係にも驚きました。同じような症状に悩んでいる方へ耳鼻科に行くと、鼻周辺だけの診察で処方され、改善がみられないと強めの抗生物質に変えられる。。。一方、鍼灸は体全体を見て頂いた上で、自然の力で回復していけるように治療してくださるので本当に安心でした。安心な上にきちんと回復していくので、通うことが苦ではなく楽しみでした。抜本的な部分から見直すタイミングをどこかで作らないといろいろな症状が出てきて、イタチごっごになるのだということを感じたので、今回の症状はつらかったのですが、良き機会となりました。【院長より】2018年の症例です。風邪をこじらせてから嗅覚・味覚障害を発症したというパターンはよくあります。この場合、よくなるにつれて風邪症状が再び現れたりしますが、その風邪をちゃんと治し切ると必ずよくなります。その好例でした。