朝やかんを持つと、肘が痛む。ペットボトルの蓋を開けられない。肘が痛くて雑巾が絞れない。掃除機が使えない。キーボードを打つときにも使います。パソコンしていると辛くなってきたりもします。このような不調があるなら上腕骨外側上顆炎(通称テニス肘)かもしれません。テニスしないけどテニス肘テニス肘という名称がついていますが、別にテニスをしなくてもよくなります。当院ではデスクワークをやりすぎたり、重い物を動かす作業をし続けて発症したという場合が多く、皆さん一様に「肘が痛い」といってご来院されます。長時間のパソコン作業によって負担を受けやすい人体のポイントはいくつかあります。そのひとつが肘を支える前腕伸筋群です。その上腕骨外側上顆という場所に問題がよく起きるため、上腕骨外側上顆炎(通称テニス肘)という名がついています。30代~50代に好発し女性に多いです。誠花堂の治療肘の酷使が原因と言われていますが、肩回りや体幹部の筋肉の可動状況も肘に影響しています。前腕伸筋群のダメージは少ないのに強く疼痛を感じていることもあります。こういった難治性の場合は、外側上顆炎というよりは慢性疼痛としての側面が多いと考えられます。東洋医学的にはそれを”心神”のトラブルとして捉えています。わずかな疼痛を脳が100倍くらいに感じている状態です。こういった場合はいくら肘の治療をしても痛みはなかなかなくなりません。鍼灸でも直ちに解決させられる訳ではありませんがやりようはあります。誠花堂の特色繰り返し述べてきたことではありますが、ここでも姿勢と呼吸、意識のあり方は深く関係しています。胸郭や腹部の調整が必要な場合も多いです。当院ではこれらの症状への対応も日常的にしているため、一味違ったアプローチができると思います。また、多くの患者が押し寄せる病院・クリニックと比べ、詳しくお話を伺い、しっかりと身体所見を取ることができます。そういう点がとても安心できると、ご好評を頂いております。どうぞご相談ください。