「頭痛で仕事がはかどらない」「鎮痛剤が手放せない」「検査で異常がないと言われたけれど、このままでいいのか不安」。
福岡市薬院の鍼灸院 誠花堂には、開院以来、頭痛でお悩みの方から多くのご相談をいただいてきました。このページでは、頭痛のタイプの見分け方、受診が必要な頭痛、そして当院が頭痛をどう見ているのかをまとめています。
まずは、下の表でご自分に近いものがあるか確認してみてください。
ひとくちに頭痛といっても、痛み方も、起きやすい場面も、体の中で起きていることも違います。まずは自分のタイプを知ることが、遠回りに見えて一番の近道です。
見るポイント | 片頭痛 | 緊張性頭痛 | 薬剤性頭痛 |
|---|---|---|---|
痛み方 | 脈打つように、ズキズキする | 締めつける、重い、押される感じ | 毎日のように続く。薬が効きにくくなってきた |
続く時間 | 4〜72時間 | 30分〜数日、だらだら続く | ほぼ毎日、半月以上 |
場所 | 片側が多い(こめかみ、目の奥) | 両側、後頭部、首から上がってくる | 両側、場所が決まらない |
一緒に起きる | 吐き気、光や音がつらい | 肩こり、首の張り、目の疲れ | 鎮痛剤を週に何度も使っている |
なりやすい時 | リラックスしている時、休日、天候の変化 | デスクワーク、同じ姿勢、睡眠不足 | 鎮痛剤を使い続けた後 |
どれにも当てはまらない方も、複数が重なっている方も少なくありません。その場合は、次の5つの質問を試してみてください。
Q1 痛みは脈打つように、ズキズキしますか
「はい」なら、片頭痛の特徴に近い状態です。
Q2 痛いとき、光や音がいつもよりつらく感じますか
これも片頭痛でよく見られる特徴です。暗い静かな場所で楽になる場合は、なおさらです。
Q3 肩や首のこりが、頭痛の前に強くなりますか
緊張性頭痛の典型的な経過です。こりと頭痛が連動しているなら、首肩から見ていく価値があります。
Q4 鎮痛剤を週に2回以上飲む日がありますか
薬の使用が続くと、かえって頭痛が増えることがあります。判断は処方医の領域なので、当院では受診をおすすめしています。
Q5 天気や気圧の変化で、頭痛が出ますか
気圧の変化は誘因のひとつです。片頭痛とも重なりやすい特徴があります。
いくつかに当てはまる場合でも、病名を決める必要はありません。当院では問診で、痛み方だけでなく、眠り、食事、仕事の姿勢、冷え、月経の周期まで伺います。タイプが混ざっている方は、実際とても多いです。
天候による頭痛については天候による頭痛についてで詳しく説明しています。
頭痛のなかには、重大な疾患が隠れている場合があります。次のような症状がある場合は、鍼灸よりも先に、脳神経外科や神経内科などの医療機関での受診をおすすめします。
突然起こった、これまで経験のない強い頭痛
数ヶ月のあいだに徐々に悪化している頭痛
麻痺、けいれん、しびれを伴う
物が二重に見える
意識や言葉に異常がある
発熱を伴う頭痛
これらは、画像検査が必要になる可能性があるサインです。鍼灸で様子を見るより、検査を優先してください。
目の奥の痛みが強い場合は、緑内障との鑑別も参考にしてください。
当院では、頭痛を「頭だけの問題」としてではなく、全身の偏りとして捉えることを大切にしています。
頭痛があると、どうしても頭部に目が向きがちです。しかし実際には、首肩の緊張、姿勢の崩れ、食いしばり、睡眠不足、胃腸の弱り、冷え、呼吸の浅さ、疲労、自律神経の乱れなど、いくつもの要素が重なって頭痛が起こっていることが少なくありません。
同じ頭痛でも、背景は人により異なります。そのため当院では、中国医学の古典に連なる見立てを土台にしつつ、痛みの場所や強さだけでなく、日頃の体調や生活背景を含めて丁寧にみていきます。
当院では、痛みを和らげる局所的なアプローチと、根本から身体を整える全体的なアプローチを組み合わせています。
首、肩、後頭部、側頭部、顎まわりなどの緊張が強い部分に対して、鍼灸で的確に刺激を入れます。筋肉や筋膜の緊張がほぐれることで、その場で頭痛が軽くなることも少なくありません。
単に筋肉を緩めるだけでは再発を繰り返す場合があります。姿勢、身体の使い方、睡眠、胃腸、冷え、ストレスなど、自律神経の偏りを踏まえて全身を調整します。
目標は、次の3つです。
頭痛の頻度を減らす
起こっても軽く済ませる
効果を長持ちさせる
タイプ別の詳しい話は、片頭痛について、緊張性頭痛について、デスクワークと頭痛の関係にまとめています。
症例は個人の経過であり、同じ結果を保証するものではありません。
1か月ほど前から頭痛が続き、特に1週間前からは夜も眠れないほどに。横になっていられない状態でした。びらん性胃腸炎を患ったあとから始まったといいます。
初回の施術後、続いていた頭痛がおさまる。5回目にはほとんど再発せず、8回目で落ち着いてきました。胃の不調も無関係ではありませんでした。
毎日のように頭痛があり、鎮痛剤が手放せない状態でした。痛み方も場所も一定せず、緊張性と片頭痛、そして薬の使いすぎによる頭痛が重なっていました。
施術を重ねるなかで、頭痛の頻度が減り、鎮痛剤を使わない日が増えていきました。
この症例の詳しい経過は毎日の頭痛がほぼ改善した症例にまとめています。
1か月ほど前から後頭部に強い痛み。首の付け根から後頭部にかけて、強い緊張がありました。首肩の治療を進めることで、後頭部の痛みが軽くなっていきました。
後頭部の痛みについては後頭部の激痛の症例で詳しく説明しています。
Q1 頭痛は何回通えば変わりますか
個人差があります。まず3〜4回を目安に、変化の有無を見せてください。頻度と強さの両方を記録すると、変化が把握しやすくなります。
Q2 鍼は痛くないですか
使うのは髪の毛ほどの細さの鍼です。刺す痛みというより、響く感覚として伝わることが多いです。頭痛がある日でも対応できます。
Q3 今飲んでいる薬は続けていいですか
服薬の判断は処方医の領域です。自己判断で急にやめず、施術と併用しながら進めてください。
Q4 病院で「異常なし」と言われました
画像で分かるのは、形の変化です。そこに写らない痛みはあります。だから問題がないとは限りません。当院でどこを見るかは、初回の問診でお伝えします。
Q5 片頭痛と緊張性頭痛の両方がある気がします
混ざっている方は多いです。どちらか1つに決める必要はありません。両方の特徴を伺ったうえで、順番を決めて整えていきます。
Q6 天気が悪いと決まって痛くなります
気圧の変化は誘因のひとつです。日頃の状態を整えておくことで、変化の影響を受けにくくしていきます。
Q7 妊娠中・授乳中でも受けられますか
受けられますが、体位と使う部位に配慮します。主治医の指示がある場合は、それに沿ってください。事前にお申し出ください。
Q8 当日の予約はできますか
空き状況によります。頭痛が強い日でも、まずはお電話ください。空いていれば対応します。
当院では、古方漢方・日本鍼灸の視点に加えて、解剖学・生理学の視点も踏まえながら頭痛をみています。身体をハード(筋肉・骨格)とソフト(機能面・自律神経)の両面からみるということです。
頭痛は当院が特に力を入れている分野のひとつです。「たかが頭痛」とご自身のつらさを我慢し続ける方が多いですが、そのつらさは決して軽く扱ってよいものではないと考えています。
関連するページ
参考
『頭痛の診療ガイドライン2021』監修:日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学 医学書院
『頭痛クリニック』寺本純 診断と治療社
『図解経筋学』西田浩一 東洋学術出版社

「鍼灸は初めて」という方が多いです。
衛生的・清潔であることを心掛けています。
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税込表記です
大 人 4620円
・18時以降は大人料金で頂きます。
高 校 生 3630円
中 学 生 3025円
0歳~小学生 2420円
+初診 2200円
(誠花堂のしおり・施術着レンタル代込)
・施術着レンタル 300円
*マイナ保険証は利用できません。必ず「資格情報のお知らせ」または、「資格確認書」をお持ち下さい。
はじめての予約は緊張するものです。
以下、段取りをまとめておきましたので、
あらかじめ準備しておかれると安心です。
*2.3日の間にのど・鼻の不調があり、風邪の可能性がある場合は治療できません。
1)お困りの症状について:
「一番つらい症状」をお伝えください。多い場合は3つ程に絞って下さい。詳細は来院時に伺います。
2)ご希望の日時について:
初診の最終受付は19:00です。
初回は45-60分ほど頂きます。
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予約専用メールフォームまたは、092-401-0898からお願いします。
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