よくある症状 ・「つり革を握っているとしびれてくる」・「洗濯物を干していると腕がだるい」・「洗車していると指先が痺れる」ピンとくるものがあった場合、あなたの不調は胸郭出口症候群かもしれません。一般的にいわれている原因 神経と血管の束が骨や筋肉に圧迫されることで神経・循環障害を起こしています。頭痛や全身倦怠感など自律神経症状が併合していることもあります。整理するとこのようになります。・骨格系の問題・筋肉系の問題・神経系の問題・メンタル系の問題構造的な問題胸郭出口症候群の症例では特徴的な姿勢があります。男性の場合はいかり肩が多く、女性の場合はなで肩の傾向があります。まったく対照的な外形ですがどちらも胸郭出口症候群がみられます。「電気が流れるコード」をイメージしてみてください。そのコードを押し潰して、電気が流れない状態。それが神経障害のイメージです。神経・血管が絞扼されやすいポイントは斜角筋・肋鎖間・小胸筋下間と複数あります。どこで絞扼されるのかは姿勢や身体の使い方などにも左右されます。手首や首に問題があることもあります。これがハード面での視点です。治療としては負担がかかっている部分にマッサージをしたり、鍼を何本も刺したり電気を流すということが行われています。誠花堂の治療手のしびれを足で治す?誠花堂ではこれらの問題も確認しつつ、通常ではほとんど問題にならないような僅かな異常を探していきます。その結果、例えば足のツボに鍼を数秒接触させただけで、これらの問題が解消してしまうことがあります。こういった現象は既存の整形外科学ではまったく説明できませんが実際に起こり得ます。常識が現実に追い付いていないだけで不思議は何もありません。このようなポイントを”生きたツボ”と呼びます。生きたツボは個人個人で異なる現れ方をします。その都度それを探しあてるのが大切です。ちゃんと座れるように全体性としては”普通”に座れるようになることが大切です。”いい姿勢”は無理があるため続きません。”自然と”いい姿勢になれるようにしていきます。ついでながらこれができようになると腕が軽く感じるばかりでなく、例えばピアノが弾きやすくなったりもします。なで肩に関して言えば、そうすることで自然と胸が開き巻き肩も軽減し、構造的なストレスが減ります。土台の部分を無視して上層部だけを治療しても効率が悪かったりします。様々な視点から絞扼によるダメージは少ないのに痺れや冷感を感じていることもあります。東洋医学的には例えば”心神”のトラブルとして、精神興奮、感覚過敏を抑える必要がある場合もあります。わずかなしびれを100倍くらいに感じているのだと思われます。複合的な視点が必要です。当院では病院・クリニックと比べ、詳しくお話を伺い、しっかりと身体所見を取ることができます。そういう点がとても安心できると、ご好評を頂いております。おまけ:普段、自分でできること姿勢・胸膈の形・肩甲骨の位置なで肩に限定していえば、小胸筋が硬く短縮しがちです。かつ菱形筋・僧帽筋の筋力低下により肩甲骨の位置異常が起きます。また、その度合いに左右差があったりします。肩甲骨は胸膈に乗っかる形になっていますが、当然胸膈の形態も大切です。脊椎の状態も大切です。そして坐り方です。姿勢を無視することはできません。作成中です。