メンテナンスの前に、まず立て直しが必要なことがあります「仕事や家事はできているけれど、疲れが抜けにくい」「寝つきが悪いけれど、昔からこんなものだと思っている」「頭痛や花粉症、くいしばりが続いているけれど、体質だから仕方ないと思っている」こうした状態に心当たりはありませんか。日常生活が送れていると、多くの方は「今の状態を維持すればよい」と考えます。けれど実際には、維持する段階ではなく、まず立て直しを優先した方がよいことがあります。日常生活が送れていても、整っているとは限りません仕事や家事ができていて、一応いつも通り過ごせていても、疲れが抜けにくい眠りが浅い頭痛やアレルギーが続いているくいしばりや頻尿がある風邪をひきやすい以前よりふんばりが効かないといった状態が続いているなら、身体はまだ立て直しを必要としているかもしれません。生活できていることと、身体が整っていることは別です。そのようなときは、メンテナンスより先に、まず身体を立て直すことが大切です。回復には順番があります不調が慢性化しているときは、いきなり「維持」を目指すのではなく、まず身体を立て直す状態を安定させるその後に維持・メンテナンスへ進むという順番が大切です。立て直しには、ある程度時間がかかります1から3の段階に進むには、ある程度の期間が必要です。鍼灸は一般に思われているよりも遥かに効果が高い、すばらしい治療法ではありますが、魔法ではありません。一概には言えませんが、概ね数ヶ月単位の話と思って頂く方が賢明です。ただ、一度しっかり立て直せると、大きく崩れにくくなります。毎日のようにマッサージへ行かないとつらかった方が、たまに鍼を受ければ安定するようになった。そのような方は少なくありません。今の自分が、どの段階にいるのか大切なのは、「何をするか」より先に、「今どの段階にいるか」を見極めることです。メンテナンスが合う段階の方もいれば、まず立て直しが必要な方もいます。「普通に生活できているから大丈夫」と考えるのではなく、睡眠、疲労感、慢性的な不調、回復力を一度見直してみてください。まとめ不調が続いているときは、「現状維持」を目標にするより、まず身体を整え、回復しやすい土台をつくることが大切です。維持やメンテナンスは、その先にある段階です。今の自分がどこにいるのかを見直すことが、最初の一歩になります。監修:鍼灸院 誠花堂院長 河原燈観当院の施術方針と臨床経験をもとに作成しています。