私自身が学生時代から酷い花粉症でしたので、花粉症治療は得意です。杉やヒノキ、ハウスダスト等はもとより20種類以上のアレルギーを持っていたので重症例だったと思います。私は学生時代に横田観風先生に出会い、治療して頂いたことで大半が楽になりました。そして、「残りの半分は自分で治してみなさい」という宿題を頂き、それから数年かけてついに自分自身で克服することができたという次第です。自分で治すというプロセスがとても深い学びとなりました。東洋医学の基本を踏まえつつ試みた初年度は、まったくうまくいかず失敗に終わりました。鍼灸だからといっても誰がやっても効くわけではないのです。要点を押さえて、上手くやらないと効かないのです。反省を踏まえて2年目は限定的ですが効果があり、そして3、4年も経つ頃にはほとんど症状がなくなっていました。それから15年以上の時間が過ぎ、更に磨かれた治療を提供いたします。鍼灸治療のよさ花粉症と言っても状態は様々で、体質や年齢によってもかなり違いがあります。そして、よく診察してみると右の胸の奥が悪いとか、左の足首の内側が弱いという様に具体的にどこがどう悪いのかも人によって様々であることがわかります。それを花粉症やアレルギーという言葉でまとめてみてもあまり意味がなく、熱が強いのか、冷えが強いのか、個々人の状況を見極めていく必要があります。最近では、YOUTUBE動画などでも様々な対処法が紹介されていたり、健康食品なども様々な効果が宣伝されていますが、それらが効いたり効かなかったりするのは、個々人の違いを考慮していないからです。実際にお身体を診察させて頂くことで分かることがあります。服薬・免疫療法との違い舌下免疫療法も素晴らしい治療ではありますが、長い時間をかけて進めていくものなので、効果が出るまでに時間がかかります。それにくらべると比較的、鍼灸は効果が早く出やすいです。ただし、お酒や糖分を取りすぎる人は脾胃を痛めているため、通常よりも時間がかかります。実はアレルゲンは問題の半分に過ぎず、根本的には体質の問題です。だから、ある人は発症し、ある人は発症しないわけです。その原因は生活習慣にあることがほとんどですが、一度花粉症になると生活習慣を改善しても、それだけでは花粉症からは抜けきれません。そこを一押ししてあげるのが私の仕事です。内臓から元気になろう肺、脾、腎が弱っている人が多く、そのために排泄力が落ちている人が多いようです。だから、鼻や眼の周りに鍼をするというだけではなく、内蔵を元気にする必要があります。たとえば便秘症の人は便秘から抜け出すようにもっていくと花粉症も一緒によくなります。不眠症でも、生理痛でも同じです。それぞれの不調を治療していたら、翌春、ついでに花粉症も楽だった、ほとんど出なかったという例がたくさんあります。風邪症状との違い花粉症の場合はくしゃみを連発するが、のどの痛みはなく、発熱はしません。ウィルス性の風邪の場合は、ノドや鼻の奥の痛みに寒気や発熱を伴います。熱が出ているときには施術をすることができないので、その場合は5日経ってからご連絡ください。